【宅建】過度な悲観は不要!?10月合格率が15%を下回らないか考えてみた
こんばんは。ぎゃっくんです。
本日は、宅建の合格率について考察をしてみました。
というのも、昨年から受験時期が10月と12月の2回に分かれ、12月の合格率が初めて15%を下回ったこともあり、今年は10月の合格率が15%を切るのではないか・・・?と不安視している方も多いように感じます。
私もその一人で、各予備校は35±1と予想しているけど、今年だけ合格率が低かったらどうしようと心配で仕方がなかったのです。
しかし、昨年の受験者と合格率を調べていると、あることに気が付きました。
そして、10月の合格率が15%を切る可能性は低いと思います。
その理由がこちらです。
ここ10年の合格者推移をパッと見ると、2020年12月の合格率13%が目を引きます。
しかし、10月の受験者と合格者を合わせた2020年全体の合格率を求めると、16.81%なんです。全体で見れば2019年とほぼ同じ合格率。直近10年で見ると、少し合格率が高かったと思う程度になります。
それは何故かいうと、12月に比べて10月受験の人数が圧倒的に多いからなんです。
全体の申込数に対して、10月受験者数は約7割です。
すると、12月の合格率が全体の合格率に及ぼす影響は限られてくるのです。
ここで、この条件を前提として2つ仮定をしてみようと思います。
下の図をご覧下さい。
今年の10月受験者の合格率を14%にしてしまうと、12月受験者の合格率を22%にしないと、全体の合格率が15%になりません。
そして、10月受験者の合格率を15%にしておけば、12月受験者の合格率を17%にしても、全体の合格率は15.28%に落ち着きます。
そう考えると少なくとも10月受験者の合格率は例年並み。そして、12月受験者の合格率は例年もしくは例年より高い可能性もあります。
その為、私は各予備校の合格ライン35点±1の幅に収まると思います。
通常なら35点、厳しめにするなら36点かと思います。
あとは、35点と36点のボリュームゾーンがどのくらいかによると思います。
(合格ラインを36点にして、合格率が15%未満になるなら、35点にするはず)
いかがだったでしょうか。
35点前後の点数の方は、12月の発表までドキドキが続くと思います。
少しでも参考になれば嬉しいです。
最後まで見てくださってありがとうございました!
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